海外口座と言えば、香港上海銀行HSBCが人気ですが、
近年では、「口座開設が難しくなった」「日本人は開設出来なくなった」
等の噂も聞きます。
私は、2016年に現地に行って問題なく開設する事が出来ましたが、
開設に必要な物や現地の雰囲気等について書いてみます。
「海外オフショア口座の選び方」については、別の記事で解説しました。
香港上海銀行HSBCの口座開設は難しいのか?
日本人の海外口座開設先としてHSBCは、人気が高いので多くの人達が
口座開設をしますが、口座を開設してから放置している人が多い、
英語が理解出来ない、電話しても出ない等の理由から日本人の口座開設に警戒感を
持たれているというのは事実の様です。
また、中国から香港に移住する富裕層が非常に多く、
中国本土の人が香港在住許可証を取得する為には、香港の銀行への預け入れ金が
数千万円必要だという事で、中国人がHSBCの口座を開設する際は、
数千万円から数億円を入金するので、その様な人達と比べれば日本からの
口座開設希望者の預金額が少ないので敬遠されるという噂がネット上にはあります。
しかし、HSBCで口座開設するのは中国本土人だけではなく、現地の香港人や
世界中の人達が口座開設しますので、日本人だけが特に敬遠されるという事は
ないと思います。
また、将来的に口座の動きが無く仮に閉鎖されるとしても、それまでは
HSBCとしては毎月の口座維持手数料を徴収する訳ですから、お互い様です。
やはり、日本人は英語が話せないという点が、口座開設の際に一番の
障害になるのでしょう。
逆に言えば、基本的な英語が話せて、申込書に記載されている英語が理解出来る
のであれば、日本人でも問題なく口座開設は出来ます。
ビジネス英語が出来なくとも、「口座開設の目的は何ですか?」
「どんなお仕事をされていますか?」「ご興味のある投資商品はありますか?」
という様な話に受け答え出来れば、問題ありません。
又、英語でなくとも中国語が得意な人は、中国語でも良いと思います。
英語も中国語も苦手な方は、現地の日本人投資コンサルタントで、
付き添いのサポートをしてくれる方がいるそうですので、
インターネットで調べて依頼してみると良いと思います。
コンサルタントさんが懇意にしている支店に連れて行ってくれて、
開設を手伝ってくれるという記事をいくつか見ました。
又、公証役場で身分証明書等の公証を受ける等の面倒な手続きをすれば
郵送で口座開設をする方法もあるそうです。
口座開設はどの支店が良いのか?
他の方達の口座開設の体験談をいくつか読んでみたのですが、
その体験談から判断すると、支店より本店の方が良いと判断しました。
その理由は、各支店は各支店長の方針や口座開設担当者の考え方が
本店より開設認可の判断に影響を与えるからです。
本土中国人等と比べると、日本人は預金規模が少額でコミュニケーションが
取りづらいという印象を、その支店の担当者が持っていれば敬遠されやすいでしょう。
HSBC訪問
訪問したのは数年前の6月でしたが、香港は結構蒸し暑かったです。
口座開設には規模が大きい本店が一番良いと判断したので
最寄りの中環(Central)駅から歩いて、HSBCの本店に行きました。
本店のビルは中が天井まで吹き抜けになっていてガラス張りが中心の
非常にモダンなビルです。
入って、すぐに目につくのは、巨大なエスカレーターで、1階から3階まで続いていますが、
口座開設の受付は2階ですので、入口から入って右のエレベーターを使って2階まで
上がります。
カウンターの女性に新規の外国人として口座開設をしたい事を告げると、
「少しお待ちください」と言われます。
ちなみに、現地の人達の口座開設や通常業務の対応はカウンターで立ったままで
行っている様でした。投資等はブースに通されると思います。
しばらくすると、口座開設の担当者の女性が現れ、ブースに案内されました。
沢山の個別ブースが階の端の窓際までずらっと並んでいる様子は壮観です。
まずは、口座開設の目的や口座のタイプ等について聞かれると共に、
口座開設申込書に記入をする事になります。
担当者は若い女性でしたが、イギリスに留学した事があるそうで、
少し英国なまりの聞き取り易い英語でした。
申込書には、自分の住所や連絡先等の基本情報と共に
仕事や年収等を記入する欄もあります。
但し、それを証明する書類等は何も要求されません。
支店で口座開設した人の話では、収入や投資実績の証明等をスマホで管理画面から
担当者に見せて証明したという話もあります。
基本的には身分証明としてパスポートと免許証を持参すれば大丈夫ですが、
最近ではマイナンバーの提示を求められる事があるそうです。
日本のマイナンバーをシステムに登録されるという事は、
日本の国税庁から情報開示依頼があれば、情報提供される事もあるという事ですので
そこは理解しておいた方が良いでしょう。
口座開設の審査は非常に早く、担当者と話をして申請書を提出してから
数十分後にブースを出て、一般カウンターで最初の入金をすれば
その日のうちの口座は稼働状態になります。
その後、登録住所にインターネットバンクのパスワードが送られて
来ますので、そこで最初のログインをすれば、インターネットでの操作が
可能になります。
口座のタイプや手数料
パーソナル、アドバンス、プレミアの3つのタイプがありますが、
私はパーソナルを開設しました。
パーソナル口座開設の最低預金額としてUS$1,500が必要となります。
私は米ドルをキャッシュで持っていきました。
又、US$15,000以上の残高が口座に無い場合は、
口座管理手数料として毎月US$15が口座から差し引かれます。
口座を1年間利用しないとATMカードでの引き出しが停止になります。
再開するには、本人が訪問して停止解除の手続きを依頼する必要があります。
最近は、香港在住でないとパーソナルアカウントは作れなくなったと
ブログで書いている人もいます。
この様な開設条件は常に変動していますので、まずは、HSBCのカスタマーサポートに
チャットで質問してみると良いと思います。
まとめ
1、HSBCの口座開設は日本人にとって難しくなっているが基本的な英語が出来れば可能。
英語が苦手な人は、現地の日本人コンサルタントのサポートを受けた方が良い。
2、支店より本店の方が審査がゆるいので新規開設は本店をおすすめ。
3、個人口座のタイプには3つあるが、預入れ金額が一番少ないパーソナル口座は、
香港外在住者の開設は出来なくなっているという最新情報もあるので、チャットで確認した方が良い。
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